共通テストへの英語民間試験と記述式問題導入断念

昨日(2021年7月30日)文部科学大臣が記者会見で、共通テストへの英語民間試験と記述式問題導入断念を正式に発表しました。

妥当な判断でしょう。導入可能と判断して進めていたのが不思議なくらいです。

個人的には高校側の強い反対により断念された複数回受験を共通テストでは実施してもらいたかったです。本番でたまたま本来の力を発揮することが出来なかったという生徒を見てきていますので。

導入が断念された英語民間試験ですが、大学によっては活用しています。極端なところでは立教大学のように独自の英語試験を廃止し(文学部除く)、全面的に民間試験に依存している大学もあります。一般入試で活用しているのは私立大学が多いですが、広島大学、佐賀大学、鹿児島大学のようにほぼ全ての学部で活用している国立大学もあります。

志望大学の活用状況を調べて入試に役立てるよう民間試験を活用するのは良い手です。複数回受験できて一番いいスコアを提出することが出来ます。BEYOND Study Labは民間試験の対策もしますので、興味のある方は一度足を運んでみてください。

Comments