効果的な英語の学習法

英単語の覚え方

学校から配布される単語帳を使って英単語を覚えはいいのですが、単語の意味しか見ていない人があまりにも多いです。

単語の意味だけでなく、使い方・使われ方まで覚えておく必要があります。

A typhoon is approaching Japan. なのか、 
A typhoon is approaching to Japan なのか。

The failure gave his career some damage. なのか、
The failure did his career some damage. なのか。

これらは approach と damage の用法まできちんと理解していれば間違えません。そのためには例文をしっかり見て、単語がどう使われているのかを見ておきましょう。気をつけるのは品詞、自動詞・他動詞、一緒に使う前置詞等です。これが語彙力強化だけでなく、語法や文法の勉強にもなります。

また1英単語=1日本語というのもやめましょう。中学校英語まではそれで通用したかもしれませんが、高校英語や日常生活の英語では無理です。「great=素晴らしい」では次に挙げる例文を訳せません。

You look great today.
It’s great to see you.
I’m feeling great.

単語には複数の意味があり、文脈により相応しい日本語を選ぶ必要があります。1つの単語に複数の意味が含まれているということを前提に単語を覚えてください。

発音記号やアクセントを見ていない人も多数います。doneやheardを正しく発音できない高校生もいるくらいです。また見ていたとしても実際に耳で聞くと違うように聞こえることがままあります。ですので単語を覚える際には音を聞いて覚えるようにしましょう。

学校で単語帳を配布される際にCDも一緒に渡されることがあります。けれども最近はCDプレーヤーのない家庭が多くなっています。そこでBEYOND Study Labではその音声データを個人のスマホや音楽プレーヤー、電子辞書に入れるサービスを行っています。そうすれば音を確認しつつ英単語の勉強ができますし、リスニング力強化にもなります。

 

文法・語法の勉強方法

文法は言葉のルールですので、きちんと理解していなければインプットできませんし、アウトプットできません。しかし、文法用語を覚える必要はまったくありません。みなさんも日本語を使用する際に日本語の文法用語など気にせず使用していますよね。ですので文法は習うより慣れろです。自然とルールを学ぶのが一番です。そのためには大量の英語に触れることです。

ただ何も理解していない状態で英語に触れても呪文しか思えないでしょう。ですのである程度の文法をマスターした上で英語に接する量を増やしていきましょう。そうすると正しい表現というものがわかってくるようになります。繰り返しになりますが、文法用語は最低限のもの以外はいりません。

イディオム(熟語)は覚えるしかありません。
The suspect is at large. なんて at large の意味を覚えていなければ絶対わかりません。
You have to learn idioms by heart. ですね。

学校の授業では5文型から始まり、時制、不定詞等と文法事項を順に学習していきます。それはいいのですが、新しいことばかり覚えることに力を注ぎ、復習できていない生徒が多いです。BEYOND Study Labでは学校の授業のサポートだけでなく、生徒・学生個人がまだ理解していない文法事項の復習にも力を入れて文法力の強化に努めます。あ、文法用語は最低限に留めますね。

 

長文読解

精読と速読・多読をバランスよくやっていきましょう。精読は、学校の授業でやっているような、文法を確認しながら文構造をきちんと捉えて英文を読んでいく方法です。速読・多読は、細かい文法事項を気にすることなく英文を文頭から戻ることなく読み進めることで速く、多くの英文を読むことです。学校の授業で精読をやっていますので、授業外では速読・多読を心がけましょう。多くの英語に触れることで英語のリズムやコロケーション(習慣的に用いられる単語の組み合わせ)が自然と身につきます。

予習でわからない単語をすべて調べてから授業に臨む人が多いかと思いますが、受験の英文だろうとビジネス文書の英文だろうと普通は初見です。わからない単語があってもそれを推測しながら文章全体の意味を捉える力が求められます。また、論説文などでは文章の構成を理解していれば、文章の流れをつかみやすく、何も意識していないよりも数段読みやすくなります。

BEYOND Study Labでは多くの英文を読み、英文構造を理解することで、総合的な読解力の向上を目指します。

 

リスニング強化

毎日英語を聴くことです。ただ、洋楽を流しているだけでは効果は全くありません。英語を意識して聴く必要があります。オススメは英語の字幕付き動画です。映画のDVDでもYouTubeでも構いません。英語が聴き取れないのは音と単語やフレーズが一致しないからです。音を聴いてすぐに字幕で表現を確認するとだんだん慣れてきます。ニュースサイトTED、会話表現なら映画ドラマが勉強になります。ただしアクション映画は避けておいたほうがいいでしょう。スラングや省略表現が多く、日常生活であまり役に立ちません。

教科書のCDがあるのであれば、それをスマホ等に入れて普段から聴くようにすれば内容理解が進み、試験前に慌てることもないはずです。

高校3年生はセンター試験対策として過去問や模試を解くでしょうが、生徒を見ているとあまり復習していないように思われます。聞き取れなかった英語を何度も聴いて、英文と一致させてください。スクリプト(原稿)を読んでも意味がわからないというのであれば、それは単純に英語力不足です。語彙力、文法力を強化しましょう。

BEYOND Study Labでは音声データをすべて復習に使えるよう、スマホ等に入れるお手伝いをします。

 

英作文

日記で構わないので毎日少しでも英語を書きましょう。普段から書く習慣がなければ、急に書こうとしても書けませんし、妙な表現になることが多々あります。国公立大学の二次試験がまさにそうです。また、I thinkやbecauseを多用する生徒が多いのも気になるところです。

典型的な英文を見てみましょう。
「将来大学に行きたいです。学校の先生になりたいと思っているからです。」
I want to go to university. Because I think I want to become a teacher.

このような英文を書いても、添削してもらわなければどこがどう間違っているのかわかりませんよね。BEYOND Study Labでは英作文の添削を通して英語の表現を身に付けてもらいます。

 

英会話

学校の授業では、「書く」に次いでなかなか身に付かない4技能のうちの一つです。英語を話す機会なんてありませんから。

BEYOND Study Labでは英検やGTEC対策を通じて自分の意見を表現する機会を提供します。