生徒がcorona virusをworld diseaseと表現

先日英検がありました。

塾生の一人が受検していたのでその出来具合について聞いていた時のことです。

英作文で「コロナウイルス」と書きたかったそうなのですが、わからないのでworld diseaseと書いたと言っていました。

「コロナ」ってローマ字でいいんですかとも尋ねてきました。もちろんダメです。わからなかったのならCOVID-19で良かったやんと言ったのですが、「何ですか、それ?」と返されました。

びっくりです。最近の生徒は新聞を読まない、ニュースを見ないと言われていますが、そうんなんですね。

それに塾生には結構早い段階(2020年3月)でこのページに紹介している新型コロナウイルス感染症関連の語句を説明したはずだったのですが。

で、考えてみるとこの生徒は秋に入塾したので教えていないことがわかりました。早速資料をプリントアウトして、coronaの名前の由来、break out, epidemic, pandemicの違い、quarantineという単語の意味の由来等を一緒に読み進めました。

各所で2020 Word of the Yearが決まってきた時期に、口頭で新型コロナウイルスの関連語句が今年の言葉になっていると具体例を挙げながら塾生たちには説明していたのですが、伝わっていない生徒もいたようです。反省点です。資料を渡して説明すべきでした。

生徒の情報のアップデートはある程度遡ってする必要性を痛感しました。

 

 

p.s. 医療関係の大学・学部・学科を受験する生徒さんは上記にもある新型コロナウイルス感染症関連の語句を説明したページ「pandemicとepidemic(他のコロナウイルスcoronavirus関連語も)」を確認しておきましょう。今年の入試ではCOVID-19関連の英文が出されるところが多いでしょう。

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