前回の続きです。言い伝えを英語に直そうとして、その場(子どもの授業参観中)ではできなかったものです。
「霊柩車を見たら親指を隠さなければならない」
You have to hide your thumbs when you see a hearse.
「霊柩車」がわかりませんでした。”funeral car”かなとも思ったのですが、そういった表現もあまり聞いたことがなかったので調べてみて”hearse”知りました。ドラマや映画、小説などで何度も出てきているはずなのですが、hearseという言葉には気づいていませんでした。
「蛇の抜け殻を財布に入れているとお金持ちになる」
keeping the slough of a snake in the wallet makes you rich.
「抜け殻」を”old skin”としたのですが、”slough”という適語があるようです。これも知りませんでした。もちろんold skinでも通じるでしょう。
「茶柱が立つと縁起がいい」
It brings you good luck to float a tea stalk upright in the tea.
「茶柱」に悩みました。”a tiny part of a tea leaf”だとお茶の葉の欠片という感じですし、”a tiny stick of a tea leaf”はstickが何を指しているのかわからない気がします。そこで辞書を引くと”stalk”が出てきました。「葉柄」という意味です。葉柄とは葉と茎をつなげている部分(柄)だそうです。stalkと言えば、動詞で「忍び寄る、こっそり付け回す(ストーキングの原形)」という意味は知っていたのですが。
まだまだ知らない単語があるのだと実感した授業でした。
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