Where the Crawdads Sing読了

アメリカでベストセラーとなっている小説 Where the Crawdads Sing を読み終えました。

自然情緒あふれる風景を上手く描いていて、目の前に marsh(湿地)の情景が浮かんで見えました。

プロットも最近よくある2つの時間軸を同時進行で見ていくパターンで、過去がどう現在(といっても1969年)に繋がっていくのかをうまく読者に考えさせています。

ストーリーは育児放棄された主人公 Kya の成長の物語が一つの時間軸で、もう一つの時間軸では殺人事件について話が進みます。

ジャンルでいうと、ドラマ、ラブロマンス、ミステリーが合わさった作品です。特にミステリーの部分で言うと、伏線を巧妙に散らしながらそれが最後に回収されるのは見事です。

読み始めは見慣れない単語を調べながらなので多少時間がかかりましたが、慣れると一気に読むことができます。60%までは何日かに分けて読みましたが、話が進む残り40%は1日で読み終えました。

高校生が読むには語彙的に厳しいでしょうが、時間のある大学生になったら挑戦してもらいたい小説です。

できることならBEYOND Study Labで Book Club を主催して、様々な本についていろいろな人と語り合いたいですね。


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